校長挨拶
「熊本ラグビースクール」は1972年5月に設立され2023年で設立50周年を迎える事が出来ました。当初は28名で始まりましたが、1977年ごろには100名を突破し2000年にNPO法人化しました。2019年の日本開催のラグビーワールドカップを契機にラグビーに興味を持つ方が増え、現在では180名の大所帯になりました。
「楽しいラグビー、明るいラグビー」を目指して、未就学児から中学3年生まで幅広い子供たちが活動しています。小学6年生は秋の九州大会、中学生は夏の九州大会を目標にしています。ほかの学年は九州各県のラグビースクールと年間7試合ほどの交流試合をおこなっています。
また、保護者とコーチがボランティア精神で協働し、組織を運営し、お互いの「人間力の向上」「指導力の向上」に努め、地域社会に貢献するのも目標にしています。
ラグビーを通して学べることは「品位、情熱、結束、規律、尊重」の5つです。これはワールドラグビーという世界的な協会が定めた「ラグビー憲章」で定められたものであり、これらの5つのコアバリューをラグビーがもたらすとされているのです。
ラグビーはコンタクトプレーがあるスポーツなので、ルールなくやってしまったら、ただの「けんか」になってしまいます。チームが「結束」し、各プレイヤーが「情熱」・「品位」・「規律」を持ってプレーすることで試合が成り立っていくのです。そして、試合後にはお互いに「尊敬」し合い仲良くなる。そういったことを体験できるのがラグビーというスポーツの醍醐味だと思います。
子どもたちにもこのラグビーの魅力をわかってもらえるように、私たちは「5つの約束」を独自に作り、練習開始前に必ず朝礼で皆で唱和するようにしています。
1つ目は「大きな声であいさつします」、2つ目が「ありがとうの気持ちを伝えます」、3つ目が「自分のことは自分でします。遅刻、忘れ物はしません」、4つ目が「仲間とお互いに助け合います」、そして5つ目が「ノーサイドの後は対戦相手とも仲良くします」です。
これらの約束を唱和した後で練習をおこない、大切な言葉を理解してもらいながらプレーすることで、ラグビーを通して人間的な成長を遂げられると思っています。
ラグビーは経験することで本当に自分の成長につながります。また、「ラグビーファミリー」と呼ばれる仲間、一緒に戦った同世代のチームメイト、対戦相手、さらには先輩・後輩、ラグビーを好きな周りの方たちとのつながりも広がっていきます。
このことは人生にとって大変プラスになることであり、ラグビーを小さいときからやってラグビーの5つのコアバリューを体得することで、ラグビーのプロにならなくても、それぞれが社会に出て自分のフィールドで活躍する「プロの選手」になれることでしょう。そして、その子どもたちが大人になって、さらに子どもを連れて熊本ラグビースクールに帰ってきてくれて、また一緒にラグビーを子どもと楽しむというような流れができればいいなと思っています。
ぜひお父さんやお母さんも子どもと一緒に来ていただき、そしてラグビーを好きになってくれればと願っています。
NPO法人熊本ラグビースクール
第7代校長 金森大次郎
基本理念
『力をあわせ、大きく大きく成長しよう』
楽しいラグビー・明るいラグビーを目指します
忙しい中、一緒に練習してくれました♪全員での集合写真です。
熊本ラグビースクールの目指すところ
『子どもの成長、子どもの幸せ』
熊本ラグビースクールの運営理念
『子どもの成長、子どもの幸せ』実現のため保護者とコーチがボランティア精神で協働しお互いの「人間力の向上」・「指導力の向上」に努め共に成長し、地域社会に貢献します。
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